ウイルスの活性化を防ぐには加湿が

風邪を引き起こすウイルスは200種類以上あると言われていますが、多くは気温15℃から18℃の環境を好むとされています。しかし夏よりも冬のほうが風邪に注意しなければならないのは、気温が低くて寒いからだけではありません。空気が乾燥していることも風邪が冬になると流行る理由の一つとなっています。

風邪をひいている人からは「ゴホン」と咳を1回するたびに10万個。「ハクション」とくしゃみを1回するたびに10万個の風邪ウイルスが飛び散ります。しかし湿度40%を超えていると風邪のウイルスは空気中に放たれたとしてもすぐに落下し、浮遊することはありません。しかし湿度が40%以下の場合、ウイルスは自身の水分が蒸発するため軽くなります。水分を失って身軽になることで風邪のウイルスはフワフワと空気中を浮遊することができるようになり、人が吸い込む確率も非常に高くなります。

ウイルスが活発に働かないようにするためには、空気の乾燥を防ぐことが重要です。風邪をひかないようにすることが大切な妊婦が過ごす部屋には加湿器を置いて、湿度を保つようにしましょう。

加湿器はライフスタイルに合ったものを

加湿器は加湿の方法によって、加熱式、気化式、超音波式のハイブリッド式、4つの種類に分けることができます。加熱式は水を加熱して水蒸気を出させるもので、スチームファン方式とも呼ばれます。水を蒸発するまで加熱するので衛生的である一方、蒸発皿に残ったミネラル分が水垢となるのでこまめに掃除することが必要となります。気化式は水で湿らしたフィルターに風を当て、気化させる方式です。定期的にフィルターを掃除する必要があります。超音波式は超音波を用いて水を微粒子にする方式です。タンク内の水の衛生に注意することが必要です。ハイブリッド式には加熱式と気化式を合わせたもの、超音波式をベースにヒーターを使用するものがあります。

妊娠中だけでなく出産後も使用することを考え、自分の家庭にあったものを選ぶようにしましょう。

パパが風邪を引いてしまったら?

ママだけ風邪の予防をすればいいというものではありません。インフルエンザのウイルスなどは、外から持ち込まれることが多いので、パパや子供達が風邪を引くと、それがママにうつるおそれがあります。

パパがママに風邪をうつさないためにできることは何でしょうか?まず、外から帰ったら手洗い、うがいは必ずしてください。洋服はすぐに脱いで、室内用へと着替えましょう。セキが出ている場合は、マスクをしてください。ウイルスは飛沫感染なので、しゃべるときのつばやくしゃみなどでうつります。

家族の食事は別々に行い、自分で食べた食器などはパパが片付けましょう。食器類は、熱湯で煮沸消毒します。風邪が治るまでは、寝室はできれば別にして、風邪を引いている人とは接触しないのが基本です。

お風呂上りの湯冷めに注意!

風邪ぎみのときのお風呂ですが、熱があるかどうかで違ってきます。熱がある場合は、お風呂は入らない方がよいでしょう。微熱程度であれば、お風呂に入った方が身体が温まります。お風呂から出た後は、湯冷めしないように身体が温まっているうちに、すぐにパジャマに着替えてください。

いつものようにビールを飲んで、テレビを見ていたりすると湯冷めすることがありますから、早めに布団に入りましょう。睡眠不足も風邪をひどくするので、お風呂から上がった後は、ぐっすり眠ってください。

電車やバスに要注意!

そもそも風邪をうつされないことが大切です。
混雑した電車やバスなどでうつる可能性が高いですから、インフルエンザが流行る12月~2月ぐらいまでは気をつけましょう。電車やバスの中に、マスクをした人やセキをしている人がいたら近づかないことです。

ウイルスは手につくことが多いので、外出時には手袋をするか、まめに手洗いするようにしてください。

また、電車やバスを待っているとき、風の強いところに立っていると身体が冷えます。乗車時間ギリギリに並ぶか、風を避けられる場所を選んで待つようにしましょう。

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