最大の風邪予防は人ごみに行かないこと

風邪はウイルスによって感染してしまうことがほとんどです。風邪のウイルスと接触する機会をできるだけ減らすことが、最大の風邪予防となります。風邪は流行性のものなので、一時期に多くの人が風邪にかかります。このように風邪が流行っている時期に人ごみに行くと、たくさんの風邪をひいている人からまき散らされたウイルスと接することになってしまいます。たとえ自分自身がマスクをしていたとしても、風邪のウイルスをシャットアウトすることは非常に困難です。また風邪ウイルス以外にどんな危険なウイルスがひそんでいるかわかりません。妊娠中はできるだけ人ごみにはいかないようにすることが大切です。

帰宅してもすぐには家に入らないで

外出から帰ったらとにかく外の汚れを家の中に持ち込まないようにする必要があります。花粉症の人が花粉が飛散している時期によくやることですが、一番外側に来ているコートなどは玄関の外で払ってから家の中に入るようにしましょう。玄関に衣類用の殺菌剤を用意しておき、殺菌することも効果的です。

うがいや手洗いは正しいやり方で

うがい・手洗いももちろん欠かすことはできません。うがい薬には気道内に張りついたウイルスを洗い流す作用があり、水だけでうがいをするより風邪予防に効果を発揮します。ぜひともうがい薬を使用してうがいをするようにしましょう。

うがいは外出から帰った時や人ごみのなかに行った後のほかに、空気が乾燥しているとき、食事の前後などに行うと風邪予防に効果があります。1回目は水やうがい薬を薄めた水を口に入れたら、両頬のほうに行ったり来たりさせて吐き出します。2回目は上を向き、「おー」と声を出して喉の奥の方にまで水などが行き渡るようにしましょう。冷たかった水などが温かく感じるようになるまで十分にうがいをすることが大切です。

手についた風邪のウイルスも洗い流すことも必要です。水だけでもある程度の効果はありますが、せっけんを使うことによって手の脂分に溶け込んだウイルスもきれいに洗い流すことができます。しっかりと泡立て、爪と指のあいだや手首のあたりなども洗うようにしましょう。

ヨードが含まれているうがい薬

風邪予防のひとつとして、うがいと手洗いがあげられますが、妊娠中に「うがい薬」は避けた方がいいとされています。なぜなら、うがい薬には「ヨード」という成分が入っており、ヨードには殺菌・消毒作用があるからです。

このヨードの影響で、赤ちゃんが「先天性甲状腺機能低下症」という病気になる可能性があるようです。先天性甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが不足する病気です。甲状腺ホルモンが不足すると、赤ちゃんに知的障害や発達障害の出るおそれがあります。

すべてのうがい薬にヨードが入っているわけではありませんから、ヨードが含まれていないうがい薬を使いましょう。

うがい薬を使わずにできるうがい

うがい薬を使わなくても、うがいをする方法があります。

それは、「緑茶」や「紅茶」でうがいをすることです。緑茶や紅茶に含まれている苦味成分の「カテキン」には、抗菌作用があります。なお、麦茶や杜仲茶にはカテキンが含まれておりませんので、すべてのお茶でうがいができるというわけではないようです。

ただし、緑茶や紅茶にはカフェインも含まれていますから、飲まずにうがいだけにしてください。比較的番茶には、カフェインが少ないと言われています。

効果的なうがいのやり方

風邪のウイルスは、のどから奥へと侵入して増殖し、そこから炎症が起こります。ウイルスの浸入を防ぐには、うがいをするのが効果的ですが、うがいのやり方を間違えると、ウイルスを流し込んでしまうことにもなりかねません。

そこで、効果的なうがいのやり方ですが、まず最初に手を洗ってください。手には、多くの菌が付着しています。

うがいのやり方

  1. コップに緑茶や紅茶を入れたら、いきなりのどの奥に入れずに、軽く口にふくんでください。
  2. クチュクチュと口の中をゆすいだら、吐き出しましょう。それで、口の中にいる菌を捨てることができます。
  3. 次は、のどの奥まで入れて、ガラガラとうがいをしてください。これを2回繰り返します。うがいは、3度に分けて行うとよいでしょう。

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